「自分の仕事」を考える3日間

奈良県立図書情報館で行われた「自分の仕事」を考える3日間というイベントに参加してきました。自分の仕事をつくる(晶文社)の著者の西村さんが主催されたものです。

「自分の仕事」を考える3日間

「自分の仕事」を考える3日間





このイベントは具体的な方法を学ぶものではない。
「どうしたら仕事がうまくいきますか?」とか起業セミナーでもないのです。

ファシリテーターの西村さんはこのようなことを話されてました。
「うまくいった人のはなしはその人がやってるからで、その人のキャラクターがあるからではないか?」

つまりは方法より、その人の想い、しいては「在り方」が自ずと実現する時間、人間関係の流れを自然発生させているのかもしれない。

よく世の中の「必要悪」っていうのかな。
みんな目をつぶってしまって「それいっちゃおしまいでしょ?何もすすまないよ」的な組織的、業界的な大きな流れがありその中で僕らの生活は進行してることがあります。ムダがあるからこそ経済がまわっているという考えもあります。

その慣習のなかで、そこに違和感をもち自分の信念をゲリラ的な実践でそれにぶつけていく。そこから新しい角度のお仕事や価値観を生みだされるのかなと思う。

またさらに特徴的なのが「それが人のためになるから」という考えがベースになっていない。もちろんエンドユーザーのためになっている。しかし今回のトークゲストに共通していたのが「それを自分がやり通したいと思ったから」というのが要因になっていることです。

話しのあとに挙手して質問する時間があるのだが、ここもトークゲストに共通してたのが「そんなこと考えてなかったなぁ」ということ、理屈や方法を学ぶより自分のなかで「それをやりたいんだ」という衝動が発生したらそれをやっておられるのだ。そこで躊躇する人はその想いがまだ足りてないのかもしれない。

なので今回はボクのなかでも具体的な話しを書き留めるというよりは、去年、仕事を成熟させていくなかで悩んだこと苦しんだ場面を回想して、それとゲストの話しを照らしあわせながら、「その時、この方はどういう心境だったんだろう」と想像することに専念してたと思う。

ミシマ社の三島さんのお話においては、まわりに共感してくれる人がいなければ「スタンドアローンでやる」「同じ考えの人が現れれば一緒にやる」。

Open Aの馬場さんにおいては、「そのとき無駄だと思える仕事もその経験を数多く積んでおく」これはオセロみたいなものなのかなと考えてみた。

ネパリ・バザーロの土屋さんにおいては、「人のためにやっていると思っては続けることができない。自分のためにやってるんだ。」という言葉が響いた。

今年は早い段階でなるべく多くの人にお会いしようと思う。自分の考えを知ってもらい、うまく共感してもらうことができれば一緒にすすめられるといいし、意見をいただくことができれば自分のやるべきことのフレームもくっきりとさせることができると思う。





<「自分の仕事」を考える3日間について>

自分の仕事をつくる(晶文社)の著者の西村さんが主催されたものです。
http://www.library.pref.nara.jp/event/talk_2009.html

私が参加したのは一日目。

1月9日(土)
09:30~12:00 三島 邦弘(ミシマ社代表/出版人)
13:30~16:00 馬場 正尊(Open A 代表/建築家)
16:30~19:00 土屋 春代(ネパリ・バザーロ代表/事業家)

このイベントの特徴はその進行のしかたにある。
ワークショップ形式にちかい進行はファシリテーターの西村 佳哲さんのもと、トークゲストによる2時間半の話しを3構成に区切りその区切りに15分ずつ合計45分も周りの見知らぬ人とどう思ったかを話すといったもの。

その際、となりに座ってる人は自分とはまったく違うところに関心をもっていたりする。その人に自分の感想をわかるように説明する緊張感がとても刺激的です。

その参加者の8割以上が関西圏外のひとたちで皆さん宿泊をして3日間を参加されます。なので会場の雰囲気は奈良にいて奈良と思えない。

そして参加した方々すべてに共通するのが、このイベントのあと何日、何ヶ月となんともいえない”読後感”に似た後引きのある感覚がずっと残るのです。ずっとずっとインスパイアが続くのです。

「自分の仕事を考える3日間」西村 佳哲 (著)  *2009のアーカイブ
http://www.amazon.co.jp/dp/4335551320/

昨年参加のエントリー。http://www.web-homemade.com/days/?p=7

4 Comments

  1. 中目黒Fm より:

    お返事がわりにこちらに来てみました。こんにちは。
    ブログもシンプルで気持ちのいいデザインですね。

    「自分の仕事を考える3日間」、なんだか来てる人たちみんな参加意識高いなーと感じました。
    いろいろ聞けば聞くほど、特に「これだ」という答えは無いというか
    結局は(当然ながら)自分の生き方は自分自身で考えてゆくしかないという
    当たり前のことに思い至り「やっぱそうか〜」とつぶやきながら
    中目に帰ったのでありました。
    次回が最終回とは残念です。(でもきっと乾さんがまた何かやってくれるでしょう。。)

  2. yamanaka より:

    コメントありがとうございます。

    結局は自分なんだというところを気づかせてくれる良いイベントですよね。
    別のなにかのカタチで継続されること望みたいですね。

  3. daichangm より:

    のぞきに来ました~。
    今年は一度お会いして色々お話したいです。
    もし暇があったらお付き合いくださいませ^^

  4. yamanaka より:

    コメントありがとうございます。

    こちらこそいろいろとお話させていただければと思います!
    近々にでも是非ともよろしくお願いします。

Leave a Reply