撮りつないでゆく写真 | 道馬軒写真館

創業1875年(明治8年)よりつづく写真スタジオ、奈良市の春日大社近くにある道馬軒写真館のサイトです。


家族があつまって家族写真を撮るという時間の過ごし方、それ自体の楽しさを伝えてほしいというのがクライアントの要望でした。

デジタルで伝えるアナログとは

よくデジタル全盛な時代にその対極としてアナログという言葉がつかわれます。 デジタルな媒体だからこそアナログを扱うことでお互いの良さがさらに引き出されるものと考えています。

けれどもそもそもアナログとはなんであるのか考えたとき、ただデジタル化できないものでしょうか。それは食べ物などのデジタル化を拒絶し続けるものか。それを考えたときにデジタルの対象としての“アナログ”は“人”なのではないかと。さらにそれを因数分解していくと人間のもってる心のなかにある力そのものである、“思い”がデジタルのコンテンツとして最も映える対象なのではないかという考えにいきつきました。

その人がなにを考え、
どこに向かおうとしているのか。

クライアントには「家族写真」を撮ることに対する強い思い入れがあるということ。

撮影してる時間そのものを楽しんでもらいたいので、他の写真スタジオのような簡単スピーディな撮影とも一線を画していることを伝える必要があります。

いまや簡単にデジタルカメラで写真が誰でも気軽に撮れるこの時代に、あらためて家族がそのためにわざわざあつまり「家族写真」を取り残す時間の大切さを、もういちど見つめ直してもらうことを訴求したコンテンツ構成です。 まだ写真館に足を運ばれたことがないかたには馴染みのないところをクリアにする必要もあります。

家族写真という家族イベント

今回は、写真を撮り残していくことを知って見つめなおしていただき、また写真とのつきあいかたを考えていただくことを狙いにウェブマガジンでも長期に伝えていきます。そしてサイトを通して写真館のファンになっていただくということ。

どこか畏まりすぎたイメージの写真館ですが、実際に「家族写真」ができるまでの撮影の楽しい風景を取材することで、ドキュメンタリーで親しみやすく紹介。ユーザーの実感が湧きやすい、大きな写真とテキストの心地よいバランス、リズム感を活かしたマガジンスタイルが特徴です。

道馬軒写真館
http://www.doubaken.com/

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