徹底的にやるという文化がある | 第一メリヤス : 制作実績

創業1919年以来、繊維業界の中でも注目されるニットファッションの分野で、着実な成長を遂げ、いまでは編立から仕上げ完成品までの一貫した工程システムを導入する第一メリヤスのコーポレートサイト。

ネットだからこそ「人」を見せる

専門用語を並べたり、経営理念等の図を紹介したりなどはありがちな例で、その情報が果たしてユーザーの為になっているのか。そう考えると、そもそもニット工場のサイトは特筆して掲載するものがないと考えました。

もともとまったくの素人の方を対象にしたコンシューマー向けのサイトではなく、ビジネスユーザーを対象にしたBtoB仕様のサイトです。
なので、よくありがちな工程のひとつひとつ順序を説明したとしても、本来依頼してくれるマーチャンダイザーなどの方たちにとっては、いまさらな感じの印象を与えるコンテンツであり、折り込み済みの内容でしかないのです。

やはりニット工場もそれなりに合理化されている部分はあります。
どこもほぼよく似た工程をこなしてる、となった時に、これは海外の工場との差別化も含めて、どこに差別化を図りアピールするか。

たとえ同じ製造ラインであっても、そこに働く人々がなにを考え思い、どこにこだわりを持って仕事に取り組んでいるか。そこに違いがあるのではないか?できあがるクオリティも違ってくるはず。そう考えたとき、そこで働く人々の「考え」や「想い」。これはもう他社多様。二つとして同じものはない、これを伝えるしかないという考えに至りました。

徹底的にやる人たちが
コンテンツとなる

創業以来の長い歴史のなかで、第一メリヤスには徹底的にやるという文化がある。
「徹底的にやるという文化がある会社」には、「徹底的にやる人たち」が働いている。

スペックとしての単なる情報を並べ伝えるだけで終わらず、サイトを見に来たひとが、「こんなセンスある企業なら、きっとセンスあるニットをつくるのだろう」とイメージしてもらう。そこに働く人たちの人柄を伝え、共感してもらい、第一メリヤスのファンになってもらう。

これからビジネスをしたいコーポレーターが、いかに徹底したこだわりをもっているか、その「想い」と「人柄」がどのようなもので、何を考えてモノづくりをしてるのか、その考え方自体をメインコンテンツにしてみました。

写真とテキストのリズム感

もともと可読性の難しいネットです。
取引をはじめてもらうための最後の説得するため、いかに長い文章をちゃんと読んでもらうデザインにするか。
そこで、白を基調としたスッキリしたデザインで読みやすさを第一にしました。雑誌的要素を取り入れたマガジンスタイルにより、興味をもってもらえた人へのメーッセージを読んでもらう。

制作にかかるまでに、まず、ほぼ一ヶ月かけてコンセプトを練り上げる打ち合わせを繰り返しました。撮影取材約3日間。
デザインはこのグローバルで低価格化な時代にあって、メイドイン・ジャパンを学術的な印象で感じてもらえるテイストを狙いました。

*こちらは2012年に公開された情報に即したアーカイブです。
第一メリヤス株式会社

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