安藤忠雄 建築展2009「水の都・大阪」

サントリーミュージアムで開催されてる「安藤忠雄建築展2009対決。水の都 大阪VSベニス」で安藤忠雄氏によるギャラリートークが定期的に開催されてます。

実際に目にしてみて、他者に対する迫力感やオーラーがあるわけではなく、ある意味とても穏やかな印象。でもどこか野性的で本能的な視点から世の中を見据えて言葉ひとつひとつを発してる印象の人でした。

世の中の仕組みや人間の生来の在り方を、奇麗ごとや汚いものまでひっくるめて、まるで元素記号的に分解し整理し洞察しているかのようです。

思考の過程に余計な付加や無駄がなく、ごまかしの飾りもない。まっすぐにつくるものの存在価値に向いているのでとてもたくましく研ぎすまされていて美しい。Less is more.とは真にこのことだと思う。

このひとが大阪人の文化のなかから生まれてきたのも分かったような気がします。「建て前」が嫌いで「本音」「正味」で徹底的にぶつかりあう。人間関係での馴れ合いの回り道をしない。ただ普通の大阪人と違うのは、この人の場合はそれをシャレでは終わらせないところかもです。

仕事が単に社会的分業の中での役割という枠ではなく、社会においての自分の存在意義を実践するものと捉えておられるのではと思います。

「安藤忠雄建築展2009対決。水の都 大阪VSベニス」

http://bit.ly/KDekd

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